開元院 (岐阜県瑞浪市)

鎌倉時代初期に美濃守護職に就いた土岐光衡が築城したと伝えられる
鬼ヶ城(瑞浪市土岐町)を本拠として美濃を治めたが、1339年
土岐頼遠が守護に就くと、本拠を長森城(岐阜市)へ移している。
以降、鬼ヶ城は土岐氏の東美濃拠点として土岐一族が城主となっている。
1570年代には鬼ヶ城は織田信長の武田軍に対する拠点となった。

開元院は、1439年鬼ヶ城主・土岐頼元が自らの菩提寺として開創
されている。
総門からの広い境内(駐車場)を経て山門に到る風景は山中のお寺を
忘れさす。多くの羅漢が出迎えてくれる。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:開元院(かいげんいん) 
(2)住所:岐阜県瑞浪市日吉町8846
(3)山号:鷹巣山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:月泉性印 (6)開基:土岐頼元
(7)開創:1439年 (8)本尊:聖観音
(9)その他
1)本尊・聖観音坐像:県指定文化財 1356年 
2)山門:市指定文化財 1801年
3)月泉性印和尚図:市指定文化財 1476年
4)駕籠:市指定文化財 江戸時代後期
5)訪問日:2014年6月14日


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                 総門

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                 境内

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                 山門

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                 本堂

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