西念寺 (京都府木津川市) 鹿背山城跡の麓

奈良時代に行基が開創したと伝わる鹿背山の鹿山寺が西念寺の起源と
伝えられている。
一方、12世紀末頃木津氏が鹿背山城を築いたともいわれている。
1321年の兵火で鹿山寺は焼失したが、その後鹿背山城近くに再建されたとも
いわれている。
鹿背山城は15世紀になって興福寺が入城し、1560年頃に松永久秀が占拠し
山城の前線基地としている。
鹿背山城が廃城となり、鹿山寺は1589年現在地に再興されて西念寺が
開創されている。

鹿背山は散策コースともなっており、西念寺と鹿背山城の歴史も色々と
語られている。

<京都府南部のお寺一覧>参照

(1)寺名:西念寺(さいねんじ) (2)住所:京都府木津川市鹿背山鹿曲田65
(3)山号:鹿背山 (4)宗派:西山浄土宗
(5)開基:行基 (6)開創:奈良時代前半 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)薬師如来坐像:府指定文化財 藤原時代 像高53cm

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                        全景

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                        参道

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                        本堂

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                     鹿背山城跡図

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