光明院 (滋賀県米原市)

近江守護・佐々木信綱の長男・佐々木重綱(大原信綱)は佐々木氏が四派に
別れた内の一つ大原氏の祖であり、承久の乱での<宇治川の戦い>では
戦功を果たし、鎌倉幕府に貢献している。
大原庄を与えられ、大原城を築城している。
光明院はこの大原重綱が開創したのが始まりといわれ、1264年大原氏3代・
大原時綱が現在地に移して大伽藍を建立し中興したといわれている。

光明院には円空上人作の不動明王像が伝わっている。滋賀県に残る円空仏
は少なく、貴重な円空仏である。

<滋賀県湖北のお寺一覧>

(1)寺名:光明院(こうみょういん) 
(2)住所:滋賀県米原市加勢野844
(3)山号:松鼻山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開基:大原重綱 (6)開創:13世紀前半 
(7)本尊:甘露王如来
(8)その他
1)宝篋印塔:市指定文化財 鎌倉時代
2)不動明王立像:市指定文化財 円空作
3)訪問日:2014年4月19日

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                  山門

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                  境内

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                  本堂

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                 宝篋印塔


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