海音寺 (愛知県常滑市)

織田信長の三男・信孝は1583年柴田勝家と共に賤ヶ岳の戦いで
秀吉に敗れ、美浜町の大御堂寺で自害している。
<信長公記>の著者で信長の家臣であった太田牛一は海音寺で密葬
を営み、信孝の木像を海音寺に祀っている。
その木像は後の火災で焼失したといわれている。
現在は信孝の位牌が祀られている。
信孝の墓所は大御堂寺の塔頭・安養院にあり、首塚は三重県亀山市
福蔵寺にある。

海音寺は1320年に開創された禅寺の古刹であり、現在も広大な
境内に伽藍が整備されている。
大野海岸に接して潮音が寺名にも表現されている。

<愛知県のお寺一覧>

(1)寺名:海音寺(かいおんじ) 
(2)住所:愛知県常滑市大野町3-11
(3)山号:福聚山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)勧請開山:雪村友梅 (6)開基:雪庭玄白
(7)開創:1320年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)鰐口:市指定文化財 桃山時代
2)訪問日:2014年3月28日


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                 全景

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                 山門

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                 本堂

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                 薬師堂

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                大野海岸


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