願行寺 (奈良県下市町)

1468年10月蓮如上人は高野山に登り、十津川~吉野と布教に
巡る途次、下市に立ち寄り、14世紀に設けられたと伝えられる念仏道場
<秋野坊舎>を訪れて、お寺として願行寺を開創したといわれている。
14世紀の初期には下市念仏集団があり、瀧上寺が拠点であったと
いわれている。
1476年吉野に蓮如上人が開創した本善寺と共に、奈良南部の真宗拠点
となっている。
本善寺は飯貝御坊、願行寺は下市御坊と呼ばれ大いに栄え、下市寺内町
が形成されている。

室町末期に造られた枯山水庭園は奈良県指定の名勝となっている。

<奈良県のお寺一覧>

(1)寺名:願行寺(がんぎょうじ) 
(2)住所:奈良県下市町下市2952
(3)山号:至志山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開基:蓮如上人 (6)開創:1468年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本堂、鐘楼:町指定文化財
  梵鐘:町指定文化財 1567年
2)阿弥陀如来像(画):町指定文化財 1497年
3)庭園:県指定名勝 室町時代末期

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                 外観

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                 山門

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                 境内

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                蓮如上人像

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                 本堂

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                 庭園


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