長敬寺 (岐阜県郡上市八幡町)

戦国・桃山時代と八幡城主であった遠藤慶隆は江戸時代になって、最初の
郡上藩(美濃八幡藩)主となり郡上郡と越前の一部を統治している。
慶隆は郡上八幡の整備と<郡上おどり>の発祥に関わっている。

郡上八幡の古い街並みが残る職人町の最奥に山門を構える長敬寺は、
遠藤慶隆が1601年自からの菩提寺として開創している。
古今伝授の祖といわれる東氏(名門)の庶流を継承している遠藤氏は、
東氏一族の正勧坊正欽を開山として迎えている。

郡上八幡は城下町観光地として成立し、遠藤氏の遺産といえよう。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:長敬寺(ちょうきょうじ) 
(2)住所:岐阜県郡上市八幡町職人町742
(3)山号:光燿山 (4)宗派:真宗大谷派
(5)開山:正勧坊正欽 (6)開基:遠藤慶隆
(7)開創:1601年 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)訪問日:2014年4月25日


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                郡上八幡城

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               職人町と長敬寺

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                 山門

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                 本堂

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                 本堂


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