称名寺 (和歌山県有田市)

阿弥陀二十五菩薩来迎図は多くの例が見られるが、彫刻の阿弥陀二十五
菩薩像は珍しいといえよう。
来迎二十五菩薩像(彫刻)でよく知られるものは、泉涌寺即成院の坐像、
當麻寺奥院の立像などがある。
称名寺の来迎二十五菩薩立像は、本尊・阿弥陀如来立像の左右に天井から
吊るされた様式で配置されている。

称名寺は1375年保田城主・貴志氏の菩提寺として開創されている。

<和歌山県のお寺一覧>

(1)寺名:称名寺(しょうみょうじ) 
(2)住所:和歌山県有田市辻堂585
(3)山号:護念山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:1375年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)来迎二十五菩薩立像:市指定文化財 江戸時代後期
2)本堂:市指定文化財 1813年
3)宝篋印塔:市指定文化財 南北朝時代
4)訪問日:2013年7月28日


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                 山門

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                 本堂

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              来迎二十五菩薩

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                宝篋印塔


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