石上寺 (三重県亀山市) 和田一里塚近く

旧東海道の和田一里塚のすぐ近くにある石上寺は、796年大和の紀真龍が
石上神宮(天理市)のお告げで那智熊野権現を勧請し、新熊野三社として祀り、
弘法大師空海が地蔵菩薩を刻み堂宇を建立して石上寺として神宮寺とした
と伝えられている。
神廟寺院として大伽藍となり、鎌倉幕府などの庇護を受けたといわれる。
残っている古文書からも中世においては大いに栄えたと考えられている。
織田信長の侵攻により大伽藍を失っている。

和田一里塚とともに石上寺は亀山の観光史跡となっている。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:石上寺(せきじょうじ) 
(2)住所:三重県亀山市和田町1185
(3)山号:那智山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:紀真龍 (6)開創:796年 
(7)本尊:地蔵菩薩
(8)その他
1)石上文書21通:県指定文化財 鎌倉~室町時代
2)熊野山大権現扁額:市指定文化財 鎌倉時代
3)訪問日:2013年4月23日

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                  外観

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                  本堂

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                熊野権現社

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                和田一里塚


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