三方石観世音 (福井県若狭町) 若狭三十三観音霊場特別霊場

雲谷山(787m)山麓から山腹に拡がる参道境内は、
新緑と紅葉の眩しい風景に魅了される。
三方石観世音は古来から手足の不自由な人々の信仰が
篤く、全快のお礼と観音功徳に謝して木製の手足など
が奉納される信仰のお寺である。
本尊・磨崖仏観音菩薩は、弘法大師空海が岩に観音
菩薩を刻んでいたが、朝になって右手首が未完成の
まま下山したことから片手観音と呼ばれている。

三方石観世音は延暦年間(782~806年)弘法
大師空海によって開創されたと伝えられている。
現在は、山麓にある臥龍院の別院となっている。
雲谷山山頂にかけて若狭自然歩道となっており、
ハイキング客も多い。

<福井県のお寺一覧>

(1)寺名:三方石観世音(みかたいしかんぜおん)
(2)住所:福井県若狭町三方22-1
(3)山号:大悲山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:782~806年 
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)若狭三十三観音霊場特別霊場
2)北陸三十三ヶ所観音霊場第7番
3)訪問日:2012年11月4日

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                 三方湖

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                 参道

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                 参道

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                 参道

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                 参道

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                 参道

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                 本堂

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                 手足堂

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                観音霊水


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