西導寺 (京都府宇治市)

西導寺は、1436年に古西越後守の菩提を弔うために夫人が広芝村に
建立した二階堂が始まりと伝えられ、1605年お寺として再興され、
1730年に現在地に移転している。
江戸時代末期は大寺であったといわれ、明治時代初期の廃仏毀釈によって
近辺の廃寺になったお寺から仏像が西導寺に移座されたのであろう。
薬師如来坐像・毘沙門天立像の重要文化財に指定された二体は貴重な
資料となっている。

現在は西導寺は住宅街に取り込まれている。

<京都府南部のお寺一覧>参照

(1)寺名:西導寺(さいどうじ) (2)住所:京都府宇治市五ヶ庄大林19
(3)山号:光雲山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:円誉 (6)開創:1605年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)文化財仏像
  薬師如来坐像:重要文化財 藤原時代 像高83cm
  毘沙門天立像:重要文化財 藤原時代 像高161cm
  毘沙門天立像:市指定文化財 藤原時代 像高96cm

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                        山門

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                      法然上人像

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                        本堂

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