浄教寺 (和歌山県有田川町) 文化財の宝庫

浄教寺は1472年に開創されているが、それ以前の文化財が多数
残されている。その多くは有田川を挟んだ船坂の地にあった最勝寺
の寺宝と考えられている。
最勝寺は平安時代に開創され、室町時代末期に廃寺となっており、
その際に寺宝は浄教寺に引き継がれたといわれている。

浄教寺を開創した明秀上人は和歌山に西山浄土宗を普教させ、
多くのお寺を開創したといわれている。
浄教寺と最勝寺は100年近く併存しており、その間に関係が
深まったと考えられる。

<和歌山県のお寺一覧>

(1)寺名:浄教寺(じょうきょうじ) 
(2)住所:和歌山県有田川町長田542
(3)山号:清流山 (4)宗派:西山浄土宗
(5)開山:明秀 (6)開創:1472年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本尊阿弥陀如来立像:町指定文化財 藤原時代
  大日如来坐像:重要文化財 鎌倉時代初期 像高87cm
2)仏涅槃図:重要文化財 鎌倉時代初期
  当麻曼荼羅:町指定文化財 南北朝時代
  十六羅漢像(画):町指定文化財 南北朝時代
  十王図:町指定文化財 南北朝時代
  十二天像(画):町指定文化財 1501年
3)訪問日:2013年7月28日


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                 外観

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                 山門

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                 本堂


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