大念寺 (大阪府茨木市) 藤原鎌足ゆかりの寺

阿武山南西麓に建つ大念寺を開創したと伝わる藤原鎌足は大化の改新
の立役者であり藤原氏の祖であるが、鎌足の別荘があったと言われる
三島に慧隠法師を迎えた鎌足は仏堂を建て、656年現在地に鎌足の
子・定慧を開山として善法寺を開創したのが大念寺の始まりと伝えられている。
定慧の師が慧隠法師であり、本来の開山は慧隠法師といわれている。

阿武山古墳からは冠帽が発掘され、それが鎌足の大織冠ではないかと
議論されている。
鎌足の墓が阿武山古墳かどうか今後も考察が続くのであろう。

<大阪府のお寺一覧>参照

(1)寺名:大念寺(だいねんじ) (2)住所:大阪府茨木市安威3-17-3
(3)山号:安威山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:定慧 (6)開創:656年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)毘沙門天立像:市指定文化財 藤原時代 像高97cm
2)宝篋印塔:南北時代
3)参考
  阿武山古墳:国指定史跡

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                        山門

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                       宝篋印塔

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                        本堂

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