正覚寺 (福井県越前市) 新善光寺城跡

1333年足利尊氏に従って倒幕の兵を挙げ、鎌倉幕府が倒れると、
1334年越前の守護になった斯波高経は、越前府中の新善光寺跡地に
新善光寺城を築いている。
1338年新田義貞との戦いで、新善光寺は落城するが、その後の戦いで
新田義貞を討ち取っている。
斯波高経は1367年亡くなるまで、南北朝時代の足利幕府において
活躍している。

1366年良如は、新善光寺跡地に1338年の戦いで亡くなった戦没者
を弔うために正覚寺を開創したといわれている。
広い境内の北、西側には一部新善光寺城の土塁が残されている。
越前市内では、大寺であり文化財も多く残されている。

<福井県のお寺一覧>

(1)寺名:正覚寺(しょうがくじ) 
(2)住所:福井県越前市京町2-1-8
(3)山号:太西山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:良如 (6)開創:1366年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)山門:市指定文化財 江戸時代後期 旧府中城表門
2)宝篋印塔・石室・石幢:市指定文化財 1609年 吉松丸の墓
3)阿弥陀如来坐像:市指定文化財 藤原時代
  銅造阿弥陀如来立像:市指定文化財 鎌倉時代
  押出阿弥陀三尊・比丘形像:市指定文化財 奈良時代
4)十六羅漢図:市指定文化財 室町時代
  他に6件の市指定文化財
5)善光寺城跡:市指定史跡
6)訪問日:2013年6月10日

画像
                  参道

画像
                  山門

画像
                 六地蔵

画像
                  本堂

画像
                 ケヤキ

画像
                吉松丸の墓

この記事へのトラックバック