光岳寺 (三重県桑名市長島町) 家康の生母・於大の方の菩提寺

徳川家康の生母・於大の方は、松平広忠との間に徳川家康を生み、
その後離縁され久松俊勝との間に松平康元など六子を生んでいる。
その松平康元が下総関宿藩主の時に於大の方が1602年に亡くなり、
康元は家康の命により関宿の弘経寺を光岳寺として於大の方の菩提寺
としている。
その後、康元後の松平氏が藩替えの度に光岳寺も移り、1649年に
松平良尚が長島藩主になると、光岳寺も長島城の近くに移ってきた。

於大の方の菩提寺はあちこちにあるが、主な菩提寺は東京の
伝通院である。
光岳寺に祀られている子安延命地蔵は於大の方の念持仏といわれている。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:光岳寺(こうがくじ) 
(2)住所:三重県桑名市長島町西外面2061
(3)山号:天機山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:不詳 (6)中興開基:天機玄誉 1602年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)子安地蔵菩薩立像:市指定文化財 像高96cm
2)訪問日:2013年4月16日

画像
                  山門

画像
                  外観

画像
                 地蔵堂

画像
                  本堂


この記事へのトラックバック