成蓮寺 (石川県七尾市) 山の寺寺院群第7番

七尾出身の大画家・長谷川等伯の流れを汲む長谷川派の長谷川等誉は、
その経歴は不詳な所が多い人物であるが、その作品は何点か残って
おり、その中でも1599年に描かれた成蓮寺所有の<白描涅槃図>は
貴重な資料といわれている。
等誉は等伯の一族ともいわれ、七尾を拠点にして活躍し、1636年に
没している。

成蓮寺は真言宗のお寺として開創されたと伝えられるが、1293年
日像上人が京都への途次に七尾に入り、その際、廻船問屋の番匠家
が日像上人に帰依し、その後の1358年に菩提寺であった成蓮寺を
日蓮宗にしたといわれている。

<石川県のお寺一覧>

(1)寺名:成蓮寺(じょうれんじ) 
(2)住所:石川県七尾市小島町2
(3)山号:華開山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開創:不詳 (6)中興:日便 1358年 
(7)本尊:一尊四士
(8)その他
1)白描涅槃図:市指定文化財 1599年 長谷川等誉筆
2)訪問日:2013年6月9日

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                 山門

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                 本堂

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              山の寺寺院群案内図


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