息障寺 (滋賀県甲賀市甲南町) 不動明王磨崖仏
三重県境の岩尾山(471m)頂に近い巨石が多い山腹に建つ息障寺は、
山岳信仰の名残を色濃く残す山奥のお寺である。
石段を登り詰めた最奥に屏風状の巨石があり、この岩に5mはある
不動明王が線刻されている。
室町時代初期の線刻と考えられている。この不動磨崖仏から息障寺は
岩尾の不動と呼ばれている。
この巨石への登り口にある地蔵菩薩磨崖仏は1385年の銘が刻まれて
おり、不動磨崖仏と近い年代であろう。
息障寺は、最澄の開基と伝えられ池原延暦寺とも呼ばれるらしい。
立地環境からも磐坐信仰(岩に対する信仰)の山岳宗教聖地であった
のだろう。
お寺への林道は狭く、車でのアプローチは注意が要る。
足腰の鍛錬にはもってこいのお寺である。
<滋賀県湖南地域のお寺一覧>
(1)寺名:息障寺(そくしょうじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市甲南町杉谷3774
(3)山号:岩尾山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:伝教大師 (6)開創:783年
(7)本尊:不動明王
(8)その他
1)磨崖不動明王立像:市指定文化財 室町時代初期 像高5mほど
磨崖地蔵菩薩坐像:市指定文化財 1385年 像高32cm
2)芭蕉句岩:行く春を近江の人と惜しみける
3)訪問日:2013年2月3日
境内から
参道入口
芭蕉句岩
参道
境内
本堂
磨崖地蔵仏
磨崖仏への参道
磨崖不動明王
磨崖不動明王
山岳信仰の名残を色濃く残す山奥のお寺である。
石段を登り詰めた最奥に屏風状の巨石があり、この岩に5mはある
不動明王が線刻されている。
室町時代初期の線刻と考えられている。この不動磨崖仏から息障寺は
岩尾の不動と呼ばれている。
この巨石への登り口にある地蔵菩薩磨崖仏は1385年の銘が刻まれて
おり、不動磨崖仏と近い年代であろう。
息障寺は、最澄の開基と伝えられ池原延暦寺とも呼ばれるらしい。
立地環境からも磐坐信仰(岩に対する信仰)の山岳宗教聖地であった
のだろう。
お寺への林道は狭く、車でのアプローチは注意が要る。
足腰の鍛錬にはもってこいのお寺である。
<滋賀県湖南地域のお寺一覧>
(1)寺名:息障寺(そくしょうじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市甲南町杉谷3774
(3)山号:岩尾山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:伝教大師 (6)開創:783年
(7)本尊:不動明王
(8)その他
1)磨崖不動明王立像:市指定文化財 室町時代初期 像高5mほど
磨崖地蔵菩薩坐像:市指定文化財 1385年 像高32cm
2)芭蕉句岩:行く春を近江の人と惜しみける
3)訪問日:2013年2月3日
境内から
参道入口
芭蕉句岩
参道
境内
本堂
磨崖地蔵仏
磨崖仏への参道
磨崖不動明王
磨崖不動明王