称名寺 (滋賀県甲賀市甲賀町) 芭蕉句碑
芭蕉最晩年の1694年51歳の句
<灌佛や皺手合する数珠の音>の句碑が称名寺境内にある。
特に、この句が称名寺と関係するとは思われないが、最晩年に詠われた
句だけに心に響くものがある。
芭蕉はこの年の10月に大阪で亡くなり、芭蕉の遺言により大津の義仲寺
に葬られている。
芭蕉最後の句
<旅に病で夢は枯野をかけ廻る>
義仲寺のこの句碑を詠むと、芭蕉の旅俳人の想いが心を打つ。
称名寺は、応永年間(1394~1428年)に隆尭法師が草庵を築いた
ことに始まると伝えられ、文明年間(1469~1487年)にお寺として
開創されたといわれている。
甲賀の滝集落に立派な土塀に囲まれて建つ称名寺の佇まいは
芭蕉の句の風景そのままである。
<滋賀県湖南のお寺一覧>
(1)寺名:称名寺(しょうみょうじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市甲賀町滝1070
(3)山号:弘願山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:隆尭法師 (6)開創:1394~1428年
(7)中興:1469~1487年 厳誉宗真 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)阿弥陀如来立像:市指定文化財 鎌倉時代
聖観音立像:市指定文化財 鎌倉時代
2)當麻曼荼羅図、山越阿弥陀図:市指定文化財 室町時代
3)訪問日:2013年2月3日
全景
山門
芭蕉句碑
法然上人幼少像
本堂
<灌佛や皺手合する数珠の音>の句碑が称名寺境内にある。
特に、この句が称名寺と関係するとは思われないが、最晩年に詠われた
句だけに心に響くものがある。
芭蕉はこの年の10月に大阪で亡くなり、芭蕉の遺言により大津の義仲寺
に葬られている。
芭蕉最後の句
<旅に病で夢は枯野をかけ廻る>
義仲寺のこの句碑を詠むと、芭蕉の旅俳人の想いが心を打つ。
称名寺は、応永年間(1394~1428年)に隆尭法師が草庵を築いた
ことに始まると伝えられ、文明年間(1469~1487年)にお寺として
開創されたといわれている。
甲賀の滝集落に立派な土塀に囲まれて建つ称名寺の佇まいは
芭蕉の句の風景そのままである。
<滋賀県湖南のお寺一覧>
(1)寺名:称名寺(しょうみょうじ)
(2)住所:滋賀県甲賀市甲賀町滝1070
(3)山号:弘願山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:隆尭法師 (6)開創:1394~1428年
(7)中興:1469~1487年 厳誉宗真 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)阿弥陀如来立像:市指定文化財 鎌倉時代
聖観音立像:市指定文化財 鎌倉時代
2)當麻曼荼羅図、山越阿弥陀図:市指定文化財 室町時代
3)訪問日:2013年2月3日
全景
山門
芭蕉句碑
法然上人幼少像
本堂