瑞光寺 (三重県亀山市関町) 権現柿

瑞光寺の中興開山・豊屋永隆和尚は三河の生まれで、幼少の頃徳川家康と
親交があり、天正年間1573~92年)に家康が京への途中に瑞光寺に
立ち寄り、庭先の柿を賞味したといわれている。
後に、この柿を権現柿と呼ぶようになったと伝承されている。
現在は、その何代目かの柿が存在している。
家康は伊賀越えの際にも瑞光寺で休息をとったといわれている。

瑞光寺は、伊勢の有力豪族・関氏の正法寺山荘があった小野川上流に
1371年に開創され、豊屋永隆が現在地に再興している。
関氏の菩提寺でもある。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:瑞光寺(ずいこうじ) 
(2)住所:三重県亀山市関町木崎796
(3)山号:河上山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開創:1371年 (6)中興:豊屋永隆 
(7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)権現柿:市指定史跡
2)訪問日:2013年4月23日

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                  山門

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                 権現柿

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                  本堂

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                関氏供養塔


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