本光寺 (岐阜県飛騨市古川町) 飛騨古川三寺まいり

飛騨古川の冬の風物詩となった<三寺まいり>は、江戸時代後期に
親鸞聖人の命日1月16日の前夜に、聖人の遺徳を偲んで三寺(
本光寺、真宗寺、円光寺)を参拝する法行事が始まりといわれている。
明治時代になると女性は着物を着て参拝し、その時の縁でカップルが
誕生することも多々見られ、<嫁を見立ての三寺まいり>と歌われて
若い男女の出会いの場となっていったといわれている。
今や<縁結びのおまいり>とも呼ばれて風物詩となったそうである。
飛騨古川には、四季折々の風物詩があるが、この三寺まいりは真冬の
行事だけに趣が深いものがあるだろう。
私は四度飛騨古川を訪れているが、この三寺まいりには訪問できていない。

本光寺は1532年の開創と伝えられ、山門や本堂の建物としての大きさ、
彫刻は飛騨でも有数のものである。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:本光寺(ほんこうじ) 
(2)住所:岐阜県飛騨市古川町弐之町1-17
(3)山号:白豹山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開創:1532年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)方便法身像(墨書):県指定文化財 室町時代 蓮如裏書
  方便法身像(画):県指定文化財 室町時代
2)訪問日:2012年9月14日


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                 遠景

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                 山門前

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                 山門

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                親鸞聖人像

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                 本堂

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                本堂彫刻


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