土佐国分寺 (高知県南国市) 四国八十八ヶ所霊場第29番

741年聖武天皇の詔により、東大寺を総国分寺として、全国
66ヶ国に68ヶ寺の国分寺が創建されていくが、全国全てに
創建されるのは741年以降数十年に亘っている。
土佐国分寺は741~756年の間に創建されたと考えられている。
その後、何度かの火災などで盛衰を繰り返すが、1558年には
長宗我部氏によって再興されている。
現在の金堂はその時に再建されたものである。

境内全域が史跡に指定され、往時の国分寺を想起させる風景を
持っている。
なお、参拝時には金堂が修理中で撮影はできなかった。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:土佐国分寺(とさこくぶんじ)<正式名:国分寺>
(2)住所:高知県南国市国分546
(3)山号:摩尼山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開基:行基 (6)開創:741~756年 
(7)本尊:千手観音
(8)その他
1)四国八十八ヶ所霊場第29番
2)金堂:重要文化財 1558年
  厨子・須弥壇:県指定文化財
3)薬師如来立像:重要文化財 平安時代中期 像高100cm
  薬師如来立像:重要文化財 鎌倉時代 像高36cm
4)梵鐘:重要文化財 平安時代前期
5)境内:国指定史跡
6)両界曼荼羅:県指定文化財 室町時代
  板絵両界光明真言曼荼羅:市指定文化財 室町時代
7)海獣葡萄鏡、常滑焼甕:市指定文化財
8)訪問日:2013年5月14日


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                 山門

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                 仁王像

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                 参道

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                 本堂額

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                 開山堂

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                 大師堂

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                 光明殿

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                本坊庭園


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