円通寺 (岐阜県大垣市) 大垣藩主・戸田家の菩提寺

大垣藩主・戸田氏は、近江膳所藩主から尼崎藩主を経て、1635年
10万石の大垣藩主になり、明治維新まで続いている。
円通寺は1601年近江膳所に戸田家の菩提寺として開創され、尼崎
を経て1635年大垣の現在地に移っている。
円通寺は戸田氏と共に行動している。

円通寺の門前には、大垣城の外堀であった水門川があり、それとなく
城下町の雰囲気を漂わせている。
円通寺門前と境内には、芭蕉が奥の細道最終地として大垣に逗留した
ことを記念して句碑が建てられている。
 <わせの香や分入る右は有そ海>
 <こもり居て木の実草の実拾ははや>

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:円通寺(えんつうじ) 
(2)住所:岐阜県大垣市西外側町1-32-1
(3)山号:旭光山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:戸田一西(初代膳所藩主) (6)開創:1601年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)戸田家廟所:県指定史跡
2)山門:市指定文化財 1833~44年
3)大垣藩主歴代肖像画:市指定文化財
4)龍図:市指定文化財 八代藩主・戸田氏庸作
5)芭蕉句碑
6)訪問日:2013年4月28日


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                 水門川

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                 全景

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                 参道

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                 山門

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                 六地蔵

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                 本堂

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                 本堂

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                戸田家廟所

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               門前の芭蕉句碑


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