宝満寺 (滋賀県愛荘町愛知川) 親鸞聖人ゆかりの寺

宝満寺は、宝亀年間(770~781年)に大国寺として開創されたのが
始まりと伝えられている。
786年豊満神社の別当寺となり、豊満寺となっている。
1212年親鸞聖人が関東から京へ帰る途中に愛知川が氾濫して渡ることが
出来ず、豊満寺に逗留し、住職が親鸞聖人に帰依して浄土真宗に改宗した
といわれている。
その際に、聖人が植えられた紅梅が何代か経て、現在も花を咲かせるらしい。
(手水舎の横に)
1372年に宝満寺と改名している。

この地域一帯では、真宗の大寺として大いに栄えたといわれている。
現在も相応の伽藍を持ち、往時の隆盛が想像できる。
1752年から毎年続く<蓮如上人御影道中>帰路の定宿となっている。

<滋賀県湖東地域のお寺一覧>

(1)寺名:宝満寺(ほうまんじ) 
(2)住所:滋賀県愛荘町愛知川1562
(3)山号:負別山 (4)宗派:真宗大谷派
(5)開山:知徳 (6)開創:770~781年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)熊野観心十界曼荼羅図:町指定文化財 18世紀
2)訪問日:2013年1月31日

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                  山門

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                  境内

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                 親鸞聖人像

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                  本堂

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                 太鼓楼


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