もくもく探索日誌 2013年1月31日 近江湖東

寒さを全く感じない快晴に恵まれ、近江湖東を訪れる。
最初に訪問した東近江市の<長寿寺>は山裾に位置するだけに、
雪が少し残っているではないか。
次に訪れた政所茶発祥の<退蔵寺>では、全く雪の姿も見えず。

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                       長寿寺

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                       退蔵寺

近江商人の街・五箇荘に近い建部の<弘誓寺>では、お寺の縁起書
を頂戴するなど懇切丁寧にお話を聞かせていただく。
源平合戦で有名な那須与一の七人の子供が近江に開創した七つの弘誓寺
の一つである。
<善明寺>を経て、豊郷町の<唯念寺>へと向う。
奈良時代に開創されたと伝わる古刹であるが、現在は真宗のお寺となり、
瓦塀で囲まれた大寺である。

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                       弘誓寺

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                       善明寺

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                       鈴鹿山脈

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                       唯念寺

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                      唯念寺瓦塀

同じく豊郷の江州音頭発祥の<千樹寺>でゆっくり探索。
江州音頭は1586年千樹寺観音堂の再建を祝って、円陣を作って
踊られたのが始まりといわれている。現在も8月17日に盆踊りが
行われている。
親鸞聖人ゆかりの<宝満寺>から、眺望のよい<長勝寺>で
少し時間をとり、眺望を満喫する。

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                       千樹寺

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                       宝満寺

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                     長勝寺閻魔大王

いよいよ猪子山を登る。頂上近くにある<北向十一面観音堂>に登りきった
時には、息も絶え絶え。
遥か琵琶湖を望み、その眺望はベリーグッド。
足の疲れも吹っ飛ぶ。
麓の<善勝寺>では、お寺の方と話がはずむ。
かっては、北向十一面観音堂は善勝寺の奥の院であったとのこと。
守山市の<東光寺>を経て、浜街道を帰路につく。

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                       猪子山

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                北向十一面観音堂への参道

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                    北向十一面観音堂

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                        眺望

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                        眺望

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                       善勝堂

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