大信寺 (滋賀県彦根市) 牛蒡積の石垣

山門の両翼に連なる石垣は、彦根城築城のときの残石で、彦根城天守閣石垣
と同じ牛蒡(ごぼう)積でなされている。
牛蒡積とは、胴長の石を使用し、積む際に面積の広い面を内側に長く押し込む
方式で、見栄えはスッキリしないが頑丈といわれている。
同じ方式は浜松城などに見られる。

大信寺は、初代彦根藩主・井伊直政が高崎城主から彦根に転封になった時に、
高崎の大信寺から従ってきた照誉和尚が開山となって直政・直継が開創している。
境内には、彦根藩二代藩主・井伊直孝の歯骨を祀る廟があり、彦根藩の庇護を
受けていた。

<滋賀県湖東地域のお寺一覧>

(1)寺名:大信寺(だいしんじ) 
(2)住所:滋賀県彦根市本町1-8-37
(3)山号:宝厳山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:照誉 (6)開基:井伊直政
(7)開創:1600~1615年 (8)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2012年6月2日

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                彦根城天守閣

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                 寺町通

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                山門と石垣

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                  本堂

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                  御廟

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                 観音堂


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