明善寺 (岐阜県白川村) 白川郷のお寺

<白川郷・五箇山の合掌造り集落>として世界遺産に登録されている
白川郷の荻町集落は60棟の合掌造り住宅がある。
明善寺の庫裡も江戸時代末期に建てられた合掌造りであり、郷土館
にもなっている。
白川郷の合掌造りは江戸時代17世紀末頃に出現したと考えられて
いるが、現在残る合掌造りは江戸時代末期~明治時代に建てられた
ものである。

明善寺の開創は不詳であるが、白川八幡神社の別当寺の跡を継いで
いるといわれているので、相当古いと考えられるが、真宗大谷派の寺
として建立され明善寺となったのは1744年である。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:明善寺(みょうぜんじ) 
(2)住所:岐阜県白川村荻町679
(3)山号:松原山 (4)宗派:真宗大谷派
(5)開創:不詳 (6)中興:玄西 1744年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)伽藍
  本堂:村指定文化財 1827年 茅葺
  庫裡:県指定文化財 1817年頃 合掌造り
  鐘楼門:県指定文化財 1801年 茅葺
2)一位の木:県指定天然記念物
3)訪問日:2012年9月13日


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               白川郷荻町集落

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                 全景

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                 本堂

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                荻町集落


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