妙楽寺 (京都府宇治田原町) 蕪村句碑

江戸時代中期の俳人・画家で有名な与謝蕪村が、1783年68歳の晩年に
宇治田原の門人・奥田毛条の招きで宇治田原を家族と共に訪れ、
松茸狩りを楽しんでいる。
帰宅後、毛条に礼状とそのときの様子を詠った<宇治行>を送っている。
そこに詠われた句
  <君見よや拾遺の茸の露五本>
  <きぬを裂く琵琶の流れや秋の声>など。
この年の12月に蕪村は生涯を閉じている。

妙楽寺の蕪村句碑は大正15年に建てられている。
その句は
  <見のこしの茸のかほりや宇治拾遺>

(1)寺名:妙楽寺(みょうらくじ) (2)住所:京都府宇治田原町郷ノ口本町118
(3)山号:巌平山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)蕪村句碑:町指定文化財 大正15年

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                       全景

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                       本堂

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                       句碑

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