千手寺 (滋賀県彦根市) 荒神山の古刹

彦根市南西部の独立峰・荒神山(284m)の山麓から石段らしき参道
を登って行くと、左手に大きな岩に彫られた磨崖地蔵尊と六地蔵板碑
に出くわす。室町時代ともいわれる磨崖仏である。
更に登って杉林の合間に山門が見えてくる。
森閑とした山寺の風景は古刹そのものである。

1荒神山(25-3710)千手寺(彦根市) (17).JPG
                 荒神山

2総門(25-3710)千手寺(彦根市) (2).JPG
                  総門

3参道(25-3710)千手寺(彦根市) (3).JPG
                  参道

4参道(25-3710)千手寺(彦根市) (4).JPG
                  参道

5地蔵磨崖仏と板碑(25-3710)千手寺(彦根市) (5).JPG
              地蔵磨崖仏と板碑

6参道(25-3710)千手寺(彦根市) (7).JPG
                  参道

7山門(25-3710)千手寺(彦根市) (9).JPG
                  山門

住職不在のため、本尊千手観音のお参りもできず、境内の静かで
清涼な空気を吸い込んで下山する。

<滋賀県湖東地域のお寺一覧>

(1)寺名:千手寺(せんじゅじ) 
(2)住所:滋賀県彦根市日夏町4528
(3)山号:石頭山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:行基 (6)開創:741年
(7)中興:1652年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)千手観音立像:市指定文化財 藤原時代
  脇侍毘沙門天立像・不動明王立像:市指定文化財 室町時代
2)僧形坐像:県指定文化財 9世紀中国唐時代
  僧形半跏像:市指定文化財 藤原時代
3)訪問日:2012年6月2日

                        8境内(25-3710)千手寺(彦根市) (15).JPG
                  境内

9本堂(25-3710)千手寺(彦根市) (16).JPG
                  本堂

10観音堂(25-3710)千手寺(彦根市) (13).JPG
                 観音堂


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