曹源寺 (京都府南丹市日吉町) 丹波猿楽の拠点

現在の南丹市日吉町殿田は、鎌倉時代以降、丹波猿楽梅若家の拠点で、
曹源寺はかって梅若家の菩提寺であった。
猿楽は平安時代から始まり、大和猿楽・近江猿楽・丹波猿楽などが生まれて
いる。
室町時代に世阿弥を中心として、猿楽を現代の能楽に発展させていった。
梅若家は現在も観世流の一家として活躍している。

曹源寺は、1535年開創された曹洞宗のお寺である。
お寺の横を流れる田原川に架かる橋の欄干柱には、切絵風の能楽の
絵が彫られている。

(1)寺名:曹源寺(そうげんじ) 
(2)住所:京都府南丹市日吉町殿田イチバ79
(3)山号:殿田山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:梅雲 (6)開創:1535年 (7)本尊:釈迦牟尼

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                        全景

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                        標石

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                       曹源寺橋

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