今養寺 (大阪府能勢町) 野間の大ケヤキ

今養寺近くにある<野間の大ケヤキ>は、推定樹齢が千年以上といわれ、
ケヤキとしては全国4番目の巨樹で、国の天然記念物に指定されている。
このケヤキの木から細い道を入った山麓に佇む無住の今養寺は、
1076年源仲信によって開創され、真言宗のお寺であった。
1605年領主・能勢頼次によって日蓮宗に改宗されたが、何度か衰退を
繰り返し現在は無住になっている。

古刹だけに文化財の仏像も多いが、2010年重要文化財の大日如来像
が盗まれ、現在も行方不明となっている。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:今養寺(こんようじ) 
(2)住所:大阪府能勢町野間西山167
(3)山号:高嶽山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開基:源仲信 (6)開創:1076年 
(7)本尊:釈迦如来
(8)その他
1)本尊釈迦如来坐像:府指定文化財 鎌倉時代初期 像高214cm
2)千手観音立像:府指定文化財 平安時代初期 像高174cm
3)大日如来坐像:重要文化財 藤原時代 像高117cm 行方不明
4)参考
  野間の大ケヤキ:国指定天然記念物 推定樹齢千年以上 樹高30m

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               野間の大ケヤキ

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               野間の大ケヤキ

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                 遠景

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                 全景

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                 観音堂

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                 本堂


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