空也寺 (京都市下京区) 空也上人ゆかりの寺

空也上人(903~972年)は醍醐天皇の落胤ともいわれているが、
その実は不詳である。
20歳頃尾張国分寺で出家し、空也と名乗ったといわれている。その
後、諸国を念仏布教しながら巡り、社会事業にも大いに貢献している。
36歳頃京都に入り、庶民に念仏を布教し、この頃踊念仏を広めたと
いわれている。
このように一般民衆への念仏布教を中心に活動したことから、<市の聖>
などと呼ばれた。

空也の最晩年972年に空也上人によって空也寺が開創されている。
1591年秀吉の京都改造計画により、寺町が設けられ現在地に移転している。

<京都市下京区のお寺一覧>

(1)寺名:空也寺(くうやじ) 
(2)住所:京都市下京区寺町通仏光寺下る恵美須之町539
(3)山号:光勝山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:空也上人 (6)開創:972年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2007年5月5日


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                 境内

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                 本堂


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