不動堂明王院 (京都市下京区) 空海作の三体不動尊

弘法大師空海が刻んだと伝えられる三体不動尊(高野山南院の浪切不動尊、
成田新勝寺の成田山不動尊、不動堂明王院の霊石不動尊)の一つが
井戸底深く埋められ封印されていると伝承される霊石不動尊である。
823年東寺を嵯峨天皇から授かった空海は、鬼門の方向にあたるこの地
に石に不動尊を刻んで井戸深く埋めて東寺守護を祈ったといわれている。

899年宇多天皇が離宮・亭子院をこの地域に造り、空海が埋めた不動尊
を封印し、霊石不動尊と名付けたと伝承されている。
これまで、何人もその封印を解いていないといわれている。
不思議な伝承が脈々と伝えられている。

<京都市下京区のお寺一覧>

(1)寺名:不動堂明王院(ふどうどうみょうおういん)
(2)住所:京都市下京区油小路通塩小路下る南不動堂町7
(3)宗派:西山浄土宗
(4)開基:弘法大師空海 (5)開創:823年 
(6)本尊:不動明王
(7)訪問日:2006年11月13日


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                 本堂

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                 本堂


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