勧持院 (京都市下京区) 加藤清正ゆかりの寺

勧持院は、日蓮宗大本山・本圀寺の塔頭であったが、現在は本圀寺が
山科区に移転して旧塔頭の位置にある。
本圀寺は、日蓮聖人が鎌倉に法華堂を開創し、後1345年天皇の命に
より京都六条に移転してきて本圀寺は大寺となっている。
その移転時に勧持院も一緒に移転してきたと伝えられている。

本圀寺が江戸時代初期に再興される大檀那が、日蓮宗の信者で
あった加藤清正で、度々本圀寺を訪れている。
その時の宿舎が勧持院であり、庭園も加藤清正によって寄進されている。

<京都市下京区のお寺一覧>

(1)寺名:勧持院(かんじいん) 
(2)住所:京都市下京区猪熊通五条下る柿本町643
(3)山号:大光山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開山:日善上人 (6)開創:1338年 
(7)本尊:十界曼荼羅
(8)訪問日:2006年10月21日

 
画像
                 外観 


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