曹源寺 （愛知県豊明市） 知多四国霊場第１番

８１４年弘法大師空海が三河から海路で南知多町大井の聖崎へ上陸し、
医王寺・岩屋寺で護摩修法を行なったと伝えられている。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　聖崎


　　　　　　　　　　　　　　　　弘法大師像


１８０９年妙楽寺住職・亮山が弘法大師からの夢告を受けて、岡戸半蔵
と武田安兵衛の行者とともに知多半島に四国霊場を創設すべく動き出し、
１８２４年８８ヶ寺の札所が設定された。
知多半島の付け根にある曹源寺を第１番として、半島の東側から半島先端
に下り、西側を上がり半島付け根の円通寺を８８番とする霊場である。
８８ヶ寺以外に番外寺が１０ヶ寺設定されている。

曹源寺は、１５０５年に現在地から少し離れた地に開創され、１６５４年の
火災に遭い現在地に移ってきている。
山門は風格のある１７１７年の建立である。

＜愛知県のお寺一覧＞

（１）寺名：曹源寺（そうげんじ）　
（２）住所：愛知県豊明市栄町内山４５
（３）山号：清涼山　（４）宗派：曹洞宗
（５）開山：実田以耘　（６）開創：１５０５年　
（７）本尊：釈迦牟尼
（８）その他
１）知多四国霊場第１番
２）山門：市指定文化財　１７１７年
３）訪問日：２０１２年７月１６日

　　　　　　　　　　　　　　　　　全景

　　　　　　　　　　　　　　　　　山門

　　　　　　　　　　　　　　　　　境内

　　　　　　　　　　　　　　　　　本堂

　　　　　　　　　　　　　　　　　弘法堂