紹太寺 (神奈川県小田原市) 小田原藩主・稲葉家の菩提寺

1632年小田原藩主となった稲葉正勝(春日局の先夫との子)の子・正則
は、城下町にあったお寺を現在地に移して紹太寺として開創し、稲葉家の
菩提寺としている。
江戸時代の大火などで焼失し、現在は塔頭の清雲院が法灯を継いでいる。
境内山腹に広がる樹叢は神奈川県でも数少ない貴重な自然林で、
その中に一本のしだれ桜が優雅を添えている。
石段公園として散策の場にもなっている。

<神奈川県のお寺一覧>

(1)寺名:紹太寺(しょうたいじ) 
(2)住所:神奈川県小田原市入生田303
(3)山号:長興山 (4)宗派:黄檗宗
(5)開山:鉄牛道機会 (6)開基:稲葉正則
(7)開創:1669年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)小田原市指定文化財
  鉄牛和尚像(画):1742年
  鉄牛和尚血書:1663年
  境内絵図:1679年
  長興山開発供養塔:
2)小田原市指定史跡
  稲葉一族の墓所、鉄牛和尚寿塔
3)小田原市指定天然記念物
  しだれ桜:推定樹齢330年以上
  寿塔附近の樹叢
4)訪問日:2011年11月4日

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                  山門

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                  本堂

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                墓所への参道

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                しだれ桜の木

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                  樹叢

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                  樹叢

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                鉄牛和尚寿塔


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