清普寺 (大阪府能勢町) 地元権力者・能勢氏の菩提寺

徳川家康に味方して関ヶ原の戦いで戦功を立てた能勢頼次は、地元能勢の
旧領を回復し能勢の地に旗本として基礎を築いた。
1601年頼次は父・頼幸の菩提を弔うために清普寺を開創し、以降能勢
氏の菩提寺としている。

本堂・庫裡など江戸時代初期~中期に建立され、今日その伽藍と能勢氏の
墓石群が一体となって一つの風景を造り出している。
大阪府の文化財に指定されている。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:清普寺(せいふうじ) 
(2)住所:大阪府能勢町地黄815
(3)山号:正行山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開山:日然 (6)開基:能勢頼次
(7)開創:1601年 (8)本尊:十界曼荼羅
(9)その他
1)府指定文化財伽藍
  本堂:1616年 庫裡:1707~17年 表門:1740~49年
  鐘楼:18世紀後半
2)能勢氏墓所の府指定墓石など
  五輪石塔、石造宝塔、板碑、笠塔婆
3)石造薬師如来坐像:鎌倉時代後期

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                 遠景

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                 表門

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                 境内

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                日蓮聖人像

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                 本堂

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                 庫裡

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                 鐘楼

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               石造薬師如来坐像

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                能勢氏墓所

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                能勢氏墓所


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