早雲寺 (神奈川県箱根町) 小田原城主・北条氏の菩提寺

1417年大森頼春が築城した小田原城を1495年に奪った北条早雲
は、戦国時代の幕開けにその名を高め、その後北条氏は小田原城を
拠点に関東を治めた。
1590年秀吉の小田原征伐に屈し、江戸時代は河内狭山藩の大名と
なっている。

早雲寺は、北条早雲の遺命を受けて1521年嫡男の北条氏綱が開創し、
その後北条氏の菩提寺となっている。
大寺として大いに栄えたといわれたが、小田原征伐で兵火に遭い焼失
したが、1627年再興されている。
箱根湯本温泉の中心にあり、観光客の参拝が絶えない。

早雲寺には連歌師・宗祇、芭蕉、茶人・山上宗二など多くの文人が訪れている。

<神奈川県のお寺一覧>

(1)寺名:早雲寺(そううんじ) 
(2)住所:神奈川県箱根町湯本405
(3)山号:金湯山 (4)宗派:臨済宗大徳寺
(5)開山:以天宗清 (6)開基:北条氏綱
(7)開創:1521年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)本堂・山門・鐘楼:町指定文化財 江戸時代後期
2)梵鐘:県指定文化財 1330年
3)北条早雲像(画):重要文化財 戦国時代
  織物張文台・硯箱:重要文化財 室町時代
  北条氏綱・氏康像(画):県指定文化財 戦国時代
  本堂襖絵38面:県指定文化財 江戸時代
  開山以天宗清和尚像(画):県指定文化財 戦国時代
  早雲寺文書:町指定文化財
  その他多数の文化財
4)早雲寺林:県指定天然記念物
5)ヒルハルゼミ・棲息地:町指定文化財
6)訪問日:2011年11月4日

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                  中門

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                  境内

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                  鐘楼

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                  本堂

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                  庭園

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                 開山堂

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                 早雲寺林

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                 北条氏墓所

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                 宗祇供養塔


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