城宝寺 (愛知県田原市) 渡辺崋山の菩提寺

田原藩の家老・渡辺崋山(1793~1841年)は武士であり、
江戸末期の先覚者として活動している。
一方で、画家としての才能に恵まれ美術史上も価値ある作品を残
している。
特に、肖像画には崋山の本領が発揮されている。
渡辺崋山の代表的な作品は、
  *鷹見泉石像:国宝 1837年
  *佐藤一斎像:重文 1836年
  *市河米庵像:重文 1838年
  *芸妓図:重文 
 など多くの作品が文化財に指定されている。

城宝寺は、811年に弘法大師が弁財天を祀ったのが始まりと伝え
られているが、詳細は不詳である。
お寺の境内に残る古墳は6世紀末のものと推定されている。

<全国のお寺総覧>

(1)寺名:城宝寺(じょうほうじ) 
(2)住所:愛知県田原市田原町稗田48
(3)山号:弁財天山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:811年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)城宝寺古墳:県指定史跡 6世紀末
参考
 近くの田原美術館で渡辺崋山関係の資料展示
2)訪問日:2012年4月15日


画像
                 山門

画像
                 境内

画像
               渡辺崋山の墓

画像
                 本堂

画像
                弁財天堂

画像
                 古墳


この記事へのトラックバック