仏眼寺 (大阪府豊中市) 珍しい鐘楼堂

阪神大震災で倒壊した鐘楼の建て替えにあたって、元の鐘楼に建て替えるか
検討された結果、現在の面格子耐力壁という木造格子状の鐘楼堂が建立
され、豊中市指定文化財の梵鐘が吊るされている。
古風な伽藍の中にあって異色な鐘楼堂が不思議にも調和している。

長徳年間(995~999年)に仏眼上人が開創した宝珠寺の奥の院の
跡地に1760年開創されたのが仏眼寺である。

(1)寺名:仏眼寺(ぶつげんじ) (2)住所:大阪府豊中市熊野町4-8-1
(3)山号:熊耳山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:黙子 (6)開創:1760年 (7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)梵鐘:市指定文化財 1786年 中国と日本の折衷様式

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                        山門

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                       鐘楼堂

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                        梵鐘

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                        本堂


<陶芸空間>
   マーブル文葉皿
(1)素地粘土:信楽すいひ粘土、信楽すいひ赤粘土、黒陶土の練り込み
(2)釉薬:白萩釉の浸し掛け

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