称念寺 (京都市上京区) 猫寺

称念寺は1606年土浦藩主・松平信吉が開創し、しばらく松平氏の
庇護を受けて栄えたが三代目住職の時に疎遠となり荒廃した。
ある夜、三代目住職が帰ってみると可愛がっていた猫が姫に化けて
踊っているのを見て怒り、その猫を捨ててしまった。
しばらくしてその猫が住職の枕元に現れ松平家との復縁を告げると、
そのとおりに松平家の庇護が戻り大いに栄えたと伝承された。
いつしか、猫寺と呼ばれ境内の20mほど横に伸びた松も猫松と
呼ばれるようになった。

<京都市上京区のお寺一覧>

(1)寺名:称念寺(しょうねんじ)<通称:猫寺>
(2)住所:京都市上京区寺之内通浄福寺西入西熊町275
(3)山号:本空山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:称念上人 (6)開基:松平信吉
(7)開創:1606年 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)訪問日:2007年5月26日

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                 山門

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                 本堂

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                 猫松

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                 猫松


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