瀧安寺 (大阪府箕面市) 修験道の根本道場

瀧安寺は、658年役行者が箕面滝で修行し、滝の側に弁財天を祀る
堂を建てて箕面寺としたことに始まると伝えられている。
役行者は修験道の開祖として伝えられ、吉野・葛城など多くの道場を
開いたといわれている。
701年箕面滝の北にある天上ヶ岳で亡くなったと伝えられている。
それ以降、山岳霊場として栄え、空海・日蓮・蓮如なども修行したと
いわれている。
江戸時代初期に現在地に再建されている。

本尊弁財天は日本四弁財天の一つに数えられている。
<四弁財天:竹生島宝厳寺(滋賀県)、江島神社(神奈川県)、
 大願寺(広島県)、瀧安寺>
また、1575年に瀧安寺で始まった富くじは宝くじの発祥と
いわれている。
箕面公園の中心に位置し、観光客も多く紅葉の時期は一大行楽地
となる。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:瀧安寺(りゅうあんじ) 
(2)住所:大阪府箕面市箕面公園2-23
(3)山号:箕面山 (4)宗派:本山修験宗
(5)開山:役行者 (6)開創:658年 
(7)本尊:弁財天
(8)その他
1)如意輪観音坐像:重要文化財 平安時代中期
2)富籤箱:府指定文化財 桃山時代
3)瀧安寺文書:市指定文化財
4)金銀字交書一切経:市指定文化財 藤原時代
5)大般若経3件:市指定文化財

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                 境内

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                 観音堂

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                 本坊

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                 境内

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                 護摩堂

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                役行者堂

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                 大黒堂

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                 本堂


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