大徳寺 (滋賀県甲賀市水口町) 水口岡山城主の菩提寺

1585年秀吉の命により中村一氏が甲賀支配の拠点として水口岡山城を
築き、3代にわたって岡山城は続いたが1600年関ヶ原の戦いで西軍が
敗れると同時に廃城となっている。
1588年中村氏の菩提寺として浄慶寺が開創され、以降3代の岡山城主
の菩提寺となっている。
1600年徳川家康が上洛の際、家康幼少時に教えた叡誉上人に会うべく
浄慶寺に立ち寄り、家松山の山号を与えている。
1602年大徳寺と改名している。

1842年に起こった甲賀騒動の義民の慰霊石塔があり、甲賀の民の
赤心に現在も追悼会が営まれている。
<世につくす甲賀の民の赤心のかたきしるしの石のあららぎ>

<滋賀県湖南地域のお寺一覧>

(1)寺名:大徳寺(だいとくじ) 
(2)住所:滋賀県甲賀市水口町本町3-3-46
(3)山号:家松山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:叡誉上人 (6)開基:中村一氏
(7)開創:1588年 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)近江湖南27名刹第3番
2)甲賀騒動義民慰霊五輪石塔
3)訪問日:2007年9月24日

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                 山門

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                 本堂

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             甲賀騒動義民慰霊五輪石塔


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