龍澤寺 (静岡県三島市) 三島の名刹

江戸時代衰えていた臨済宗を中興した白隠禅師が弟子の東嶺円慈と
ともに1761年に開創した龍澤寺は一時廃れたが、大正時代に
再興され禅の専門道場として今日に到っている。
数々の著名人が修行に入山し、清水次郎長もその一人である。

また、鏝細工の名人・入江長八の作品が多く残り鏝細工の宝庫と
なっており、三島市の文化財に指定されている。
<鏝細工>
  漆喰を用いたレリーフで、左官職人が使う鏝で仕上げる。

幽玄な環境の中に佇み、禅道場としての静寂に包まれている。

<全国のお寺総覧>

(1)寺名:龍澤寺(りゅうたくじ) 
(2)住所:静岡県三島市沢地326
(3)山号:円通山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開山:白隠禅師 (6)開創:1761年 
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)白隠自画像:県指定文化財 1766年
2)入江長八鏝細工:市指定文化財
3)訪問日:2011年11月3日


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                 山門

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                 境内

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                 前庭

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                 本堂

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                 書院

(22-1234)龍澤寺.JPG
               入江長八鏝細工

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                 鐘楼堂

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                 庭園

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                 僧堂


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