崇徳寺 (奈良県奈良市) 徳川家康ゆかりの寺

天正年間(1573~92年)この地に庵を結んで念仏修行していた
縁誉上人は子供の頃、徳川家康と竹馬の友であり、家康もこの地
を訪れている。
その時に鎧を掛けた松があったが、現在は当時の松はない。
1603年家康が幕府を開いて、大和33ヶ寺院を支援した時、崇徳寺
も支援し本堂を建立させている。
家康はなにかと支援を行ない、徳川家の位牌が祀られているらしい。

明治時代には小学校が寺内に設けられていたが、戦後伽藍の整備が
なされ現在の姿になっている。
なお、境内の拝観は不可となっている。

<奈良市のお寺一覧>

(1)寺名:崇徳寺(そうとくじ) 
(2)住所:奈良県奈良市大豆山町7
(3)山号:華賞山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:縁誉上人 (6)開創:1573~92年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本堂:県指定文化財 1603年
  客殿:県指定文化財 江戸時代初期
  庫裡:県指定文化財 伏見桃山城の遺構
2)訪問日:2012年3月3日


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                 山門

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                 本堂


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