醍醐寺 (滋賀県長浜市) 近江湖北27名刹第14番

近江湖北27名刹霊場第14番の醍醐寺は、1160年頃開創されたと
伝えられている。それ以前に役行者が行場を開いたのが始まりとも
いわれている。
1500年に新義真言宗根来寺の覚遍上人が再興したのが醍醐寺の
隆盛に繋がり、この地域随一の大寺となったといわれ、近江醍醐寺と
呼ばれた。
文化財も多く残り、その繁栄が偲ばれる。
山腹にはかって本堂があった奥の院、仁王門跡など広い寺域が
想像される。

重文に指定されている毘沙門天立像は鎌倉時代の作で、小像ではあるが
迫力ある姿といわれている。秘仏であり拝観はできなかった。

<滋賀県湖北地域のお寺一覧>

(1)寺名:醍醐寺(だいごじ) 
(2)住所:滋賀県長浜市醍醐町205
(3)山号:神護山 (4)宗派:真言宗豊山派
(5)開創:1160年頃 (6)中興:覚遍上人 1500年 
(7)本尊:不動明王
(8)その他
1)近江湖北27名刹第14番
2)毘沙門天立像:重要文化財 鎌倉時代 像高53cm
3)その他文化財
  密教法具類:県指定文化財 室町時代
  阿字華鬘:県指定文化財 鎌倉時代
  釈迦十六善神像(画):市指定文化財 室町時代
  大師像(画):市指定文化財 鎌倉時代
  不動明王像(画):市指定文化財 室町時代
  八祖大師像(画)8幅:市指定文化財 鎌倉時代
  大般若経(宋版):市指定文化財 南北朝時代
4)訪問日:2007年9月15日

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                  外観

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                  山門

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                  本堂

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                弘法大師像

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                 毘沙門堂


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