犬鳴山七宝瀧寺 (大阪府泉佐野市) 葛城修験道の根本道場

豊かな自然と犬鳴山温泉で知られる犬鳴川渓谷にある七宝瀧寺は、
661年役行者(役小角)が大峰山山上ヶ岳より6年早く開創したと
伝えられ、葛城山系の葛城修験道の根本道場として栄えたといわれる。
盛衰を繰り返し、明治時代には修験道の禁止により廃れたが1950年
に再興され、葛城修験道の道場として復活している。

本尊倶利伽羅不動明王は古くから運気の守護や命乞いの不動尊
として信仰を集め、現在でも厄除けなどご利益を求めて参拝する
人が絶えない。
滝などの渓谷美・自然の生気を求める人々も多く、大阪南部の
観光地ともなっている。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ) 
(2)住所:大阪府泉佐野市大木8
(3)山号:犬鳴山 (4)宗派:真言宗犬鳴派大本山
(5)開山:役行者 (6)開創:661年 
(7)本尊:不動明王
(8)その他
1)神仏霊場巡拝の道第54番
2)文化財
  剣:府指定文化財 鎌倉時代
  尊勝曼荼羅図:市指定文化財 
  不動明王二童子図:市指定文化財
  不動明王八大童子図:市指定文化財
  銅鉢:市指定文化財
3)犬鳴山:府指定名勝

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                行者の滝

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                 観音堂

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                 不動尊

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                 参道

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                 清滝堂

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                 本堂


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