北山本門寺 (静岡県富士宮市) 富士五山

日蓮聖人の六老僧の一人・日興上人が身延を離れ、1290年富士
山麓に大石寺を創建後、1293年重須談所を設けそこに移ったの
が北山本門寺の始まりである。
大石寺・北山本門寺は日興上人の法脈を継承した富士門流と呼ばれ、
その後西山本門寺・下条妙蓮寺・小泉久遠寺も含めて富士五山と
呼ばれた。

いつしか大石寺と北山本門寺が離反し、大石寺は日蓮正宗を名乗り、
北山本門寺は日蓮宗となって今日に到っている。
日蓮宗系の分派は激しく、多くの宗派が林立している。

北山本門寺の境内は広く参道も2kmに及ぶが、現在は仁王門まで
のアプローチは県道ができ、参道も放置された状態となっている。
参道を歩いて参拝するのもいいのでは。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:北山本門寺(きたやまほんもんじ)<正式名:本門寺>
(2)住所:静岡県富士宮市北山4965
(3)山号:富士山 (4)宗派:日蓮宗大本山
(5)開山:日興上人 (6)開創:1298年 
(7)本尊:曼荼羅
(8)その他
1)文化財
  貞観政要巻第一:重要文化財
  金字法華経:重要文化財
  曽我物語重須本:県指定文化財
2)題目杉:県指定天然記念物
3)訪問日:2011年11月3日


1笠を被る前(22-4101)北山本門寺 (1).JPG
              境内からの富士山

2笠を被った(22-4101)北山本門寺 (2).JPG
              笠を被った富士山

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                 参道

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                 参道

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                 仁王門

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                 境内

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                 本堂

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                 開山堂

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                 題目杉


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