知足院 (奈良県奈良市) 東大寺塔頭 奈良八重桜

東大寺大仏殿の北に位置する知足院は、890年に地蔵菩薩を本尊として
開創されたと伝えられている東大寺の塔頭である。
小倉百人一首の伊勢大輔の歌
  <いにしえの奈良の都の八重桜けふここのへに匂ひぬるかな>
は平安時代末期の歌であるあが、この八重桜が発見されたのは、
1922年三好博士によって知足院裏山であった。
その後、この桜は国の天然記念物に指定され、一躍有名になった。

知足院には観光客もほとんど訪れず静寂の中に佇んでいる。

(1)寺名:知足院(ちそくいん) (2)住所:奈良県奈良市雑司町406-1
(3)宗派:華厳宗大本山東大寺塔頭
(4)開基:高雄昇広 (5)開創:890年 (7)本尊:地蔵菩薩
(8)その他
1)本尊地蔵菩薩立像:重要文化財 鎌倉時代 像高97cm
              7月24日地蔵会で開帳
2)奈良の八重桜:国指定天然記念物

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                       参道

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                       表門

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                       参道

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                       本堂

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