東山寺 (兵庫県淡路市) 淡路三山

東山寺の本尊・千手観音は一木三体と伝えられ、常隆寺、千光寺の
本尊の三体といわれて淡路三山とよばれている淡路島の名刹である。
東山寺は、819年弘法大師空海によって開創されたと伝えられ、
七堂伽藍を備える大寺であったといわれている。
一時廃寺同然の状態であったが、尼僧が入って再興し今日まで
尼寺として維持されている。
紅葉スポットでもある。

京都・石清水八幡宮護国寺の薬師如来と十二神将が明治時代の
神仏分離により、縁あって東山寺に移座されている。
これらの仏像は平安時代の造像で重要文化財に指定され、貴重な
仏像資料となっている。

<淡路島のお寺一覧>

(1)寺名:東山寺(とうさんじ) 
(2)住所:兵庫県淡路市長沢1389
(3)山号:平生山 (4)宗派:真言宗大覚寺派
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:819年 
(7)本尊:千手観音
(8)その他
1)薬師如来立像:重要文化財 9世紀 像高140cm
  十二神将立像:重要文化財 11世紀末 真快作
2)主な伽藍
  本堂:市指定文化財 1714年
  山門:市指定文化財 1705年
  鐘楼:市指定文化財 1714年
3)梵鐘:市指定文化財
4)訪問日:2011年10月9日

1(28-21)(00)東山寺山門.JPG
                  山門

2(28-21)(00)東山寺参道.JPG
                  参道

3山門を振り返る(28-21)(00)東山寺境内.JPG
                山門を振り返る

4境内(28-21)(00)東山寺境内3.JPG
                  境内

5(28-21)(00)東山寺本堂.JPG
                  本堂

6(28-21)(00)東山寺護摩堂.JPG
                  護摩堂


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