黒田観音寺 (滋賀県長浜市木之本町) 平安初期の<重文>千手観音立像

秀吉の参謀・黒田官兵衛の祖先が出た木之本町黒田の山裾に
ポツンと建つ黒田観音寺は奈良時代に行基によって開創された
と伝えられるが詳細は不詳である。
本尊千手観音は伝教大師最澄の作ともいわれ、平安時代初期の
貴重な仏像である。
瀬戸内寂聴も愛する仏像といわれている。
准胝観音ともいわれるが、地元の人達に護持されてきた千手観音
である。
無住のため集落の人達により管理され、拝観は観光協会などに
予約すれば可能である。

境内には黒田氏の供養塔もあり、池を配した憩いの場が設けられている。

<滋賀県湖北地域のお寺一覧>

(1)寺名:黒田観音寺(くろだかんのんじ)<正式名:観音寺>
(2)住所:滋賀県長浜市木之本町黒田1811
(3)山号:霊贋山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:行基 (6)開創:奈良時代前半 
(7)本尊:千手観音
(8)その他
1)千手観音立像:重要文化財 平安時代初期 像高199cm
2)訪問日:2011年5月14日

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                  全景

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                  本堂

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                  境内



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