鰐淵寺 (島根県出雲市) 出雲の名刹
鰐淵寺は、594年智春上人が推古天皇の眼疾を浮浪滝で祈って
平癒したことから、天皇の勅願で開創されたと伝えられている。
その浮浪滝は鰐淵寺本坊から谷川を20分ほど登った所にある
らしいが、訪問当日は雨の直後でもあり寺の方のご意見もあり
断念し登ることができず残念。
平安時代は修行道場として大いに栄え、松江誕生伝説の武蔵坊
弁慶も18歳から3年間修業したと伝えられている。
弁慶に関わる遺品が残されているらしい。
平安時代末期には別のお寺と合併し、それまでの本尊千手観音
と合併したお寺の本尊薬師如来を両方本尊としている。
鎌倉時代に入り、出雲大社との関係が深まり、大社の別当寺にも
なる勢いであったらしい。
1333年後醍醐天皇が隠岐に流される折に、天皇の願文を賜り、
現在も残っている。
17世紀に入る頃、出雲大社との関係も疎くなり衰退していった
といわれる。
現在の鰐淵寺は往時の繁栄はないが、名刹としての寺格を保ち、
往時の文化財が多く残る文化財宝庫である。
緑深い清々しい空気の流れと、秋の紅葉が多くの人を引き付け
ている。
再度訪問し、是非浮浪滝へ。
<島根県のお寺一覧>
(1)寺名:鰐淵寺(がくえんじ)
(2)住所:島根県出雲市別所町148
(3)山号:浮浪山 (4)宗派:天台宗
(5)開山:智春 (6)開創:594年
(7)本尊:千手観音、薬師如来
(8)その他
1)出雲国神仏霊場第2番
中国三十三観音霊場第25番
2)主な仏像
銅造観世音菩薩立像:重要文化財 692年 像高99cm
白鳳仏像の基準作
銅造観世音菩薩立像:重要文化財 奈良時代
金銅如来形立像:県指定文化財 平安時代
銅造不動明王像:市指定文化財 藤原時代
3)根本堂:市指定文化財 1577年
4)梵鐘:重要文化財 1183年 弁慶が大山寺から運んだという伝承
5)その他多数の文化財
2005年に一部盗難に遭う 未発見6件
6)訪問日:2011年7月26日

参道
参道

仁王門
鰐淵川
本坊
参道
参道
根本堂
根本堂

根本堂

釈迦堂
鐘楼
梵鐘
平癒したことから、天皇の勅願で開創されたと伝えられている。
その浮浪滝は鰐淵寺本坊から谷川を20分ほど登った所にある
らしいが、訪問当日は雨の直後でもあり寺の方のご意見もあり
断念し登ることができず残念。
平安時代は修行道場として大いに栄え、松江誕生伝説の武蔵坊
弁慶も18歳から3年間修業したと伝えられている。
弁慶に関わる遺品が残されているらしい。
平安時代末期には別のお寺と合併し、それまでの本尊千手観音
と合併したお寺の本尊薬師如来を両方本尊としている。
鎌倉時代に入り、出雲大社との関係が深まり、大社の別当寺にも
なる勢いであったらしい。
1333年後醍醐天皇が隠岐に流される折に、天皇の願文を賜り、
現在も残っている。
17世紀に入る頃、出雲大社との関係も疎くなり衰退していった
といわれる。
現在の鰐淵寺は往時の繁栄はないが、名刹としての寺格を保ち、
往時の文化財が多く残る文化財宝庫である。
緑深い清々しい空気の流れと、秋の紅葉が多くの人を引き付け
ている。
再度訪問し、是非浮浪滝へ。
<島根県のお寺一覧>
(1)寺名:鰐淵寺(がくえんじ)
(2)住所:島根県出雲市別所町148
(3)山号:浮浪山 (4)宗派:天台宗
(5)開山:智春 (6)開創:594年
(7)本尊:千手観音、薬師如来
(8)その他
1)出雲国神仏霊場第2番
中国三十三観音霊場第25番
2)主な仏像
銅造観世音菩薩立像:重要文化財 692年 像高99cm
白鳳仏像の基準作
銅造観世音菩薩立像:重要文化財 奈良時代
金銅如来形立像:県指定文化財 平安時代
銅造不動明王像:市指定文化財 藤原時代
3)根本堂:市指定文化財 1577年
4)梵鐘:重要文化財 1183年 弁慶が大山寺から運んだという伝承
5)その他多数の文化財
2005年に一部盗難に遭う 未発見6件
6)訪問日:2011年7月26日

参道
参道

仁王門
鰐淵川
本坊
参道
参道
根本堂
根本堂

根本堂

釈迦堂
鐘楼
梵鐘